Narrative of the United States exploring expedition, during the years 1838, 1839, 1840, 1841, 1842
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ウィルクス 『アメリカ合衆国学術探検調査の報告 : 1838-1842』 第1~5巻
19世紀初頭、アメリカ合衆国政府は長いこと学術探検隊を派遣して世界の海を調査しようと議論を続けていたが、1836年5月14日、大統領 Andrew Jackson は、合衆国南海調査探検隊を創設する法案に署名し、2年後の1838年、当時海軍観測水利部の責任者であったCharles Wilkes (1798-1877)を探検隊長に任命した。この博物探検航海は、植民地政策を視野に入れた大国の探検航海のうち、最後の参入となるが、きっかけのひとつとして、シンメスが唱えた「地球空洞説」(極地には地下へ入る穴が存在する、という説)があげられている。
Wilkes は、1838年8月、旗艦ヴィンセネス号に乗り、5隻の船を従えて出航した。探検隊には、海洋学を担当する海軍士官、尋ねた土地の博物を研究する民間の学者が入っていた。南アメリカのホーン岬を回り、初めて南極大陸近くの海に出た。その後、280にも及ぶ太平洋の島々に立ち寄り調査を行い、1839年11月にはオーストラリアのシドニーに到着。翌1840年1月16日に南極大陸の外輪の島を目撃し、19日に大陸にたどり着いた。彼が探査した場所は、現在でもウィルクス・ランドと呼ばれている。その後、探検隊は南アメリカ大陸を調査し、さらにアメリカの北西海岸に向かって、海岸や河口を800マイルに渡って測定した。1842年7月に、一行はヴァージニア州のハンプトン港に戻ってきたが、総距離数80,000マイル以上を航海し、動物学、植物学、人類学、地質学、気象学、水路学等のデータを収集した。
当図書室所蔵資料は、1845年、Wilkes がまとめ、最初に商業ベースで出版された5巻本。
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タイトル/編著者等
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Narrative of the United States exploring expedition, during the years 1838, 1839, 1840, 1841, 1842 / by Charles Wilkes
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巻号情報
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v. 1-5
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本文言語
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English
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出版情報
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Philadelphia : Lea and Blanchard , 1845
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形態情報
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5 v. : ill., maps ; 25 cm
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著者標目
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Wilkes, Charles, 1798-1877
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NCID
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BA44680540
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請求記号 | 17||79-1
17||79-2
17||79-3
17||79-4
17||79-5
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